10月1日は「国際コーヒーの日」です。
国際コーヒー機関によって定められた正式な記念日で、2014年3月に制定されました。意外と最近ですよね。
由来は、世界一のコーヒー生産国・ブラジルでのコーヒーの収穫・出荷時期を基に10月1日から翌年9月末日までを1年度としていることから、新年度の始まる10月1日を国際コーヒーの日として定め、世界各国でイベントやキャンペーンが開催されています。
世界規模で共通の公式記念日として定められたのはつい最近のことですが、実は…
日本では1983年に全日本コーヒー協会がコーヒーの普及と魅力発信のために10月1日を「コーヒーの日」と定めていました。どこよりも早い「コーヒーの日」発祥が日本だったんです!その後も各国でコーヒーに関する記念日やイベントが開催されましたがその多くは9月29日でした。
これまで提唱してきたコーヒーの日と国際コーヒーの日が同じ日に制定され、日本のコーヒー業界に関係する人々にとって大喜びの出来事だったそうです。
10月1日はコーヒーの新年到来お祝いの日。
この日以降に収穫されたコーヒー豆は「ニュークロップ」と呼ばれます。クロップとは「作物=コーヒー生豆」という意味で、ニュークロップはお米でいうと「新米」のようなイメージです。味わいに優劣をつけるものではありませんがコーヒーにもコーヒー年度があり、収穫してから数ヶ月以内限定の瑞々しい「旬」があるんですね。
コーヒー屋さんで見かけられたときはぜひ旬の美味しさを楽しんでみてください。